【Situation Tokyo リリース情報】12.14 配信AL 玄学二重奏 – GG2

長年、様々なアーティストのライブや作品に参加してきたペダルスティール奏者 田村玄一( Lonesome Strings、BM’s、LITTLE TEMPO、ex. KIRINJI) とベーシスト千ヶ崎学( Lonesome Strings、BM’s、ex. KIRINJI) による”シネマティックインストゥルメンタル・デュオ”「玄学二重奏」-GENGAKU DUO。1年5ヶ月振りのニューリリース!アルバム「GG2」(ジージーツー)が完成!!2022年12月14日 Situation Tokyo / NATURAL FOUNDATION Recordingsよりデジタルリリースが決定!!プレーヤーとしての経験と想像力に裏打ちされ練り上げた楽曲の数々は貴方の脳裏にまるで一編の映画を見ているかのようなイマジネーションの世界をお届けします。

 

前作、玄学二重奏のデビュー作「行雲流水」はタイトル通り、音楽の醍醐味を知り尽くした二人だからこそ作り上げることができた良質な自然体の音楽であった。二人の弦が織りなすその自然体な<静けさと躍動>のイマジネーションは聴くものに様々な想像を誘い、”シネマティック・インストゥルメンタル・デュオ”というキャッチフレーズが語るように、本当に“良い映画”を観たような心地よくも実のある後味を残すものであった。

そして、今作、ニューアルバム「GG2」(ジージーツー)の登場である。前作と地続きとも言うべき、続編のような作品だが、ジャケット写真から想像するに、前作「行雲流水」が“アメリカーナ”な空気なら、今作「GG2」はヨーロピアンな乾いたモダニズムを感じる。 架空のサウンドトラックとして聴くならば、映画の舞台がアメリカからヨーロッパに移った続編のような趣であろう。今世ストリーミングの普及によって、音楽リスニングはより身近になった。ポップス、ロック、オルタナ、R&B……からアイドル歌謡、クラシックまで様々な音楽をフラットに楽しむ時代。ロックもジャズもクラシックもアンビエントも内包したエクスペリアント・ミュージック。ぜひ、その耳で確かめて欲しい。メンバー曰く、来春には久しぶりにワンマンライブも計画されているとのこと。今作「GG2」(ジージーツー)を聴きながらその日を待つとしよう。

 

 

玄学二重奏   -GENGAKU DUO

 New Album 「GG2」

2022.12.14 OUT

DL & Streaming:https://linkco.re/NUmX0b9g

Situation. Tokyo / NF Recordings NFDL-0026

 

【Track List】

1「ガレキノソラ」(Music:田村玄一)

2「遠い日のカプセル」(Music:田村玄一)

3「Another Side of Blues Trail」(Music:田村玄一)

4「Sketch #18」 (Music:千ヶ崎学&田村玄一)

5「Cool Music for Weissenborn」 (Music:田村玄一)

6「オオカミの森」 (Music:千ヶ崎学&田村玄一)

7「今日のエンドロール」(Music:田村玄一)

 

■ 玄学二重奏 are

田村玄一 / Gen Tamura : Pedal Steel , Weissenborn , Ukulele  , Programming

千ヶ崎学 / Manabu Chigasaki : Contrabass , Electric Bass,Percussion 

■Guest Musician 

楠均 / Hitoshi Kusunoki :  Drums , Percussion 

■Recorded at

Studio capitan (Engineer:石塚順大 / Nobuhiro Ishizuka) 

Gen’s home 

Manabu’s home , 

■Mixed by

 小俣佳久 / Yoshihisa Omata at omalab   M1/3/5 

 田村玄一  M2/4/7

 千ヶ崎学  M6  

■ Cover Art & Logo Typography Design : 大島依提亜 / Idea Oshima

■ Cover Art Photograph :丹羽惠太朗 / Keitaro Niwa

 

アルバム「GG2」セルフライナーノート

ガレキノソラ

時事ネタをタイトルにするのはこれまで避けてきたんですが…もうやめてくれという気持ちが膨らんでしまいました。失意や悲しみの中にあっても空を見上げて欲しい、そんな切なる思いを込めて。

 

遠い日のカプセル

運動靴を泥だらけにして木に登り野山を駆け擦り傷を作る。都会で生まれ育つとそんな風景に憧れるものです。擬似郷愁とでもいいますか…。ところでタイムカプセルって無事に掘り出されるものなんですかね?

 

Another Side of Blues Trail

前作「行雲流水」に収録したThe Blues Trailの続編。よりラフでワイルドなペダルを意識しました。

コンバスの演奏とペダルに合わせた熱量はさすがです。個人的に本作のベスト・オブ・ベーストラック。

 

Sketch #18

コンバスのファイルをチェックしていたら8年くらい前のファイルを発掘。元はフリーなアドリブでしたが音と演奏が良かったので勝手に編集してペダルの肉付けをしました。案の定、チガちゃんは身に覚えがないような反応でした。こういう手法は面白いので続けます。

 

Cool Music for Wissenborn

玄学では初登場のワイゼンボーン。猛暑の頃にお届けしたかった涼しい一品。こうしてライブで使わざるを得ない楽器が増えていくのですね。ちなみにWeissenbornとはルシアーの名称で楽器名はハワイアンギターといいます。

 

オオカミの森

2014年のちちぶ映画祭にエントリーした短編作品「オオカミによろしく」に書き下ろした挿入曲。

ペダルでワオ~ンと咆哮を入れたんですが監督が却下。その甲斐あってかなんとこの作品がグランプリを受賞しました。

本作は何にもエントリーしておりませんのでオオカミはちゃんと吠えてます。

 

今日のエンドロール

RPGをクリアした後のような、来た道を少しだけ振り返る時間のBGM…そんなイメージ。毎日いろんな人に会ったり会わなかったり、いろんな事があったり無かったり、眠りに就く時にその日だけのエンドロールが流れたら楽しいし、明日また新しい短編映画が始まるのだ、って気分転換になるんじゃないかな。

 

 

玄学二重奏(GENGAKU DUO)  

KIRINJI(キリンジ)、青山陽一、ロンサムストリングス など何かと活動を共にしてきた 田村玄一(ペダルスティール)と千ヶ崎学(コントラバス)による シネマティックインストゥルメンタル・デュオ。 2013年に活動をスタート。初のライブでユニット名を互いの名前から1文字づつ取った「玄学二重奏」とした。以来「構えず、ユルく演る」をモットーに年1~2回のライブを続けてきたが自粛を きっかけに改めてデュオの在り方を再検討し楽曲の制作に重点を置きながら現在に至る。 相互の楽器の特性を生かし吟味されたハーモニーの二重奏は世界的にも唯一無二な音世界を体感 させてくれるだろう。 2021711st Album 「行雲流水」リリース。

田村玄一: ペダルスティール、ワイゼンボーン, ギター 趣味:料理、カヌー

千ヶ崎学:コントラバス  趣味:散歩、猫を愛でる