[馬の骨] 20250924 20th Anniv.ベスト盤 BEST OF UMA NO HONE 2005-2025

祝「馬の骨」20周年!

堀込泰行がキリンジ在籍時の2005年に始動させた伝説のソロプロジェクト「馬の骨」が、

2025年、ついにデビュー20周年を迎えるアニバーサリーイヤーに突入!

キリンジの枠を超え、アーティスト・堀込泰行が新たな音楽の地平を切り拓いた“馬の骨”。その唯一無二の世界観が、いま再び鮮やかによみがえる。ファン待望、約16年ぶりとなる新曲「Letʼs get crazy」を含む、堀込泰⾏⾃⾝がセレクトした珠⽟の楽曲をリマスタリング収録した初のベストアルバムがついに完成!!

さらに新曲「Letʻ get crazy」、⾺の⾻代表曲「燃え殻」を収録した7inchアナログ盤も11月26日リリースが決定している。

“馬の骨”の真髄を味わう決定盤!!この節目にしか出会えない、特別な一枚をあなたに。

 

馬の骨 

20th Anniversary 「BEST OF UMA NO HONE :2005−2025」

2025年9月24日(水) Release

DIGITAL & CD (COCP-42531 ) ¥3300(税込)

 

7インチアナログ盤「Let’s get crazy / 燃え殻」

2025年11月26日(水)Release

COKA-104  ¥2000(税込)

 

ご予約・ご購入はこちらから

https://lit.link/umanohone

 

 


 

<収録曲> 

1 Let’s get crazy (2025年新曲)

2.燃え殻

3.Red light,Blue light,Yellow light

4.最低速度を守れ!

5.PING&PONG

6.枯れない泉

7.クモと蝶

8.Chewing gum on the street 

9.Carol

10.だれかの詩

11.River

 


 

堀込泰行の原点と今が交差する——馬の骨ベスト、登場!

シンガーソングライター・堀込泰行は、間違いなくバラッドの名手である。

本人は「名手」などという評価を少し照れくさく思うかもしれないが、その功績と作品群

を振り返れば、それは決して過剰な賛辞ではない。

彼の歩んできたキャリアは、キリンジ時代にいくつかのレーベルで楽曲やアルバム作品をリリースしてきた。例えば、ワーナーミュージック時代の「エイリアンズ」、東芝EMI時代の「スウィートソウル」、そしてコロムビア時代の「燃え殻」──いずれも堀込泰行の作家性と美学が結実した代表的なバラッドであり、今日に至るまで多くのリスナーに愛され聴かれ続けている。

1990年代から2000年代にかけて、日本の音楽シーンにおけるバラッドは、しばしば過剰な愛と情熱とドラマ性を伴うスタイルが主流であった。そんな時代において、堀込泰行の音楽は一線を画していた。彼の描くバラッドは、都市生活の洗練と孤独感が絶妙に交差し、人との距離感を保ちながらも、どこか心の奥底に静かに沁み入る──そんな独自の美意識に貫かれていた。

それゆえに、彼の音楽は流行に迎合することなく、都市生活者たちや地方出身者の感性に静かに響き深く根づいていった。限定的でありながら熱心な支持を集めたその姿勢は、今では“時代を越える表現”として広く再評価される理由でもあろう。

その証左とも言えるのが、現在もSpotify月間47万人を超えるリスナーを誇るKIRINJIの存在である。堀込泰行が脱退して10年以上が経過した今もなお「エイリアンズ」や「スウィートソウル」はKIRINJIの代表曲としてリスナーの耳に届き続けている。

 

そして2025年── 堀込泰行がキリンジ 在籍時に立ち上げたソロプロジェクト「馬の骨」が、ついにデビュー20周年を迎える。

この記念すべき年に、約16年ぶりとなる新曲とともに、堀込自身がセレクトした“馬の骨”の代表曲を集めた初のベストアルバムが完成した。

静かに、しかし確かに時代を超えて響き続けるその歌声と旋律。

このアルバムは、堀込泰行というアーティストが「馬の骨」として描いてきた軌跡と、なおも続く創作の旅路を感じさせてくれるに違いない。「馬の骨」伝説はまだ終わらない。

NATURAL FOUNDATION 柴田やすし